ペットの役割
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昔は犬の場合は屋外で飼育され、家族の安全を守る番犬としての役割を果たし、猫の場合はネズミの駆除などをして、家族の健康を守るのがその役割でした。
近年、私たちの家族構成が大きな変化をとげ、子供に恵まれなかった人や、子供が巣立って老夫婦だけで暮らす人や、夫を、妻を、子供を亡くした人、また、結婚をしない独身の男女も増えている昨今、ペットは人生の相棒として、話し相手であったり、乾いた心を癒してくれたりするかけがえのない存在になり、心の拠り所としている人は増えてきました。
また、厳しい訓練を経て、人々の助けをしてくれる介助犬もいます。
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ペットとの死別 |
仕事で疲れて帰宅をすれば、玄関で尻尾を千切れんばかり回して振って、全身で喜びを表現するワンちゃん。
また、足元にしなやかなその身を擦り寄せて、ゴロゴロと喉を鳴らして甘える仕草に思わず抱き上げて頬ずりしたくなるニャンコ。
物云わぬ金魚や魚たちも水槽を覗くだけで尾びれを一心に振りながら近寄ってきて、その小さなお口をいっぱいに開けてエサをねだるその愛らしさ。
そして、物まね上手な小鳥たちも、次から次へと言葉を覚え、歌まで唄ってくれ、家中に笑いを招いてくれる。
どのペット達の寿命も人間よりはるかに短く、我々人間はどうしても愛するペットの死に直面することになります。
人間のように、痛いよ、苦しいよ、ああして欲しい、こうして欲しいと言葉にできないペットだけに、その死を迎える瞬間は、尚いっそう愛おしく、心が張り裂けんばかりに辛いものです。
自身の人生の中の短い時間を共に過ごした、そして癒してくれた相棒の死は、悲しく、辛く耐え難いものです。
訪れるペットの死をどのように受け止め、供養し、永遠の思い出として昇華していけばいいのでしょう。
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ペットの死後、魂はどこにいくの? |
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仏教では六道というものがはっきりと定められています。
地獄、餓鬼、畜生、修羅、人、天道です。
ペットたちは「畜生道」に赴くといわれています。
畜生道には人間であっても、生前の行いによってそこに行く人もいます。
ペット達は生前の行いによってそこに赴くわけではありません。
人間としてこの世に生を受けられなかった故に、そこにいかなければならない宿命なのです。
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ペットは成仏できるの? |
成仏とは仏に成ると書きます。
仏教では「一切衆生悉有佛性」といい、生きとし生けるものすべてに仏になる可能性があると説いています。
六道にはそれぞれお救いくださる六人の観音さまがいらっしゃいます。
「聖観音」・「千手観音」・「馬頭観音」・「十一面観音」・「准胝観音」・「如意輪観音」の六観音さまが各々の道の救済にあたられます。
観音菩薩は衆生を救う気持ちが強く、中でも特に馬頭観音は衆生救済の思いが強い菩薩さまです。
「馬頭観音」は「畜生道」をご担当されております。
そのお姿は、観音さまの優しいイメージと異なり、不動明王のような忿怒形をされています。
昔から農作業の手助けをする馬や牛などは大事な大事な家族の一員として、家業を手助けする運命共同体として、同じ屋根の下で生活を共にしてきました。
それ故、牛馬を亡くした悲しみは深く、観音さまの中でも特に慈悲深いとされ、煩悩を食べ物として食べ尽くし取り除いてくださる馬頭観音さまに救いを求めてきました。
馬頭観音さまにお縋りして、何度も何度も供養を重ねて煩悩を除いて頂ければ必ず成仏できるとされています。
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当寺ではこの「馬頭観音」さまにお縋りし、あなたのペットが成仏できるよう手厚く、丁寧なご葬儀やご供養を致します。
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”埋葬方法”は土葬の場合、火葬の場合どちらも手順があり、法に触れることもありますので、詳しくはお電話にてお問い合わせ下さい。
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ご葬儀の次第につきましては当日に詳しくご説明致しますので、お時間を少し頂きます。
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費用はペットの大きさによってかわります。
(例)
2s〜20sまで
チワワ・猫・マルチーズ・ダックスフンド・トイプードルなど
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30000円 |
20s以上40sまで
ハスキー・コリー・ボクサー・など
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50000円
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◯犬・猫・小鳥・小さい動物以外はお受けできません。
◯その他ご事情がある方はご相談下さい。
◯ご供養のみの場合は数珠と遺影とご遺骨とお供えをご持参下さい。費用は2万円です。
◯(ご遺骨は)火葬場によってはご遺骨を返却されないところもありますが、当寺では火葬される前に「撥遣作法」という魂抜きの作法をして後、「開眼作法」という御魂入れをしてご位牌に移しますのでご遺骨はなくても構いません。
◯火葬後はお位牌を拝んでいただきます。 |
◯ご予約希望の方は、下記内容を「Fax」又は「E-mail」にてお申込み下さい。
- 施主の氏名(フリガナ)
- 郵便番号と住所
- 電話番号とFAX番号
- Eメールアドレス
- ご供養の希望日時は?
- ぺットの種類
- 男の子? 女の子?
- ペットの名前
- ペットの年齢
- 死亡年月日と死因
- ペットに子供はいましたか?
- ペットの性格は?
- 火葬・土葬どちらにされますか?
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まずはお気軽にご相談下さい
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心を込めて戒師をつとめさせていただきます。
どのような事情もお話し合いですすめます。
どうぞ何事でもご遠慮なくお気軽にお問い合わせください。
メールでのお問い合わせはこちら 
電話・FAXでのお問い合わせは・・・ 0823−82−7780
※よりきめ細かなご供養を取り行わさせていただくため、なるべくお電話でのお申込みをお勧めいたします。 |
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