色々なお話の中で、ご先祖さまを敬われる心と、伝統文化を大切にされる奥深いところでの感性はとても相通ずるものがあり、久方ぶりに心が揺れました。
たまたま居室に置いてあったお琴を見つけられ、「僕も琴は弾けるんですよ。今でも琴爪を持っているんですよ。」
私は驚きました。「エー、お相撲さんの時代に、数々の力士に張り手で応酬されたこの大きな手でお琴を弾かれたとは・・・・。」と改めてその両手をじっと見つめました。
何故だか二人は笑いました。
お互い目指すところが違えど修行の期間を過ごしてきたことにも何か共鳴するする部分が多々あり、1時間の予定が2時間も経過しておりました。
その間笑いっぱなしでした。
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